隠居論　　　充実した日々　　

 

隠居⇒悠々自適⇒落語の主役⇒黄門さん

じゃが、大半は、

「あそこの隠居、この頃見かけんなぁ〜」

「うん、死んだらしいよ」

なんてことか、

でもなぁ〜、まさかその隠居に自分がなるだろうとは…、

 

今日は４時半に起床。

昨夜の深酒のせいか、やたらのどが渇き、ポットの湯を水道水で薄め、ぬるま湯を飲む。いつ頃からか、これが習慣になった。

二杯目は熱い白湯。パソコン前に座り、ぼやぁ〜としながらこれを飲む。

白湯ってなかなかエエもんですぜ。

かみさんはまだ寝ておる。

 

ドタドタドタと玄関先に単車が止まる音⇒郵便ポストの音⇒新聞を取りに出る、

⇒新聞を読み⇒本をひらき⇒パソコンをいじる

 

⇒外が明るくなると、飼い犬２匹を散歩に連れ出す。

⇒ゴミを地区のゴミ捨て場へ出す。

 

⇒日程表に目を通す。

なにか用のある日だったかどうか確かめるが、今日は空白日。

さぁ〜て、この空白をどう使ったものか。

あのね、

隠居の日々は、この空白との戦いです。

仕事に追い回されてきた現役時代に、この空白が、どれほど輝いてみえたことか。

 

じゃが、

追って近いうちに、この空白願望は色あせ果てるでしょうね。そんな予感がします。

かつての空白願望は無いものねだりの夢。夢は覚めればそれでおしまい。

夢を、本気で見続けるって、意外としんどいことなんだなぁ〜。

これって、ある種、ベンチャー企業に取り組むに似ていると思いますよ。

 

また、日課に、戻ります。

ゴミを出したあとは、魚釣りに行くか、行かないかの、二通り。

釣りに行く日のことは、この際は省略します。現役時代と隠居の今とで、別段違ったことをするわけじゃない。

 

で、釣りに行かない日は、

⇒かみさんから「ごはんですよ」の声がかかるまで⇒本を読んだり⇒パソコンいじったり

パソコンはメールを開き、エッチメールや迷惑メールの削除をやる。

５０通ほどを片端から削除するが、本物メールまで削除しては大変。区分けにけっこう時間がかかる。

 

ごはんの後は⇒ホームページの更新をやる。ただし、気が向かなければやらない。

⇒あれこれ、想いを巡らしながら１０時を待つ。

１０時から図書館が開く。釣具屋が、ホームセンターが開く。ローソンは好みじゃない。

握り飯二つ持って出かけるときもあるが、昼食は、概ね自宅で摂る。

 

⇒ＰＭ２時からはＴＶ観賞。

⇒将軍吉宗の「暴れん坊将軍」⇒続いて藤田まことの「はぐれ刑事純情派」。

⇒犬の散歩⇒読書⇒釣具いじり⇒列島周航計画の点検・調査⇒今夜の夜空（星座）観察の予習⇒そして晩飯と酒

⇒酔っ払って風呂から寝床へ

酔っ払うとなかなか星座観察が進まないですなぁ〜、

おもしろそうなＴＶ番組はたいがい９時からですね。これも星座観察とおなじです。酔っ払ってしまうと、眠たくなって寝てしまう。９時を待てないなぁ〜。

 

どうです、健全な日課でしょう。隠居のカガミみたいなものだ。

いろいろ成果が出てきましたよ。

１．ヒゲ剃りの際、口ヒゲ部分を剃り残しています。だいぶ伸びました。優雅だねぇ〜。

２．壊れたリールを徹底的にバラシ組み上げたら、また動きだしました。

３．切抜きやなんぞかんぞの整理は難儀だ。さらに輪をかけて無茶苦茶になりました。

４．運動に木刀を庭で振り回したら、手元が狂ってサツキを薙ぎ倒してしまった。